この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2022の17日目になります
はじめに
こんにちは ! ホワイトプラスのWeb開発チーム所属でエンジニアをしている峯下です。
ホワイトプラスには2021年4月に新卒として入社しました。
ホワイトプラスでは勉強会や読書会、座談会を盛んに開催しています。
この記事ではそんな勉強会・読書会・座談会の主催者ではなく、参加者視点での気づきをお話していきます。
気づき1 手を動かす重要性
まずはじめに…私は集中力が長く保てるタイプではありません…
詳細な資料や丁寧な説明があっても、ほとんど身に付いていなかったことが度々あります。 当時は分からなかったのですが、今思えば「 話を聞く時間が長すぎた」 のが原因だったと思います。
なので、主催者の方には一生懸命準備をして頂いた手前大変心苦しいですが...
集中力の続かない参加者の意見としては、極短時間でも良いので手を動かす場があった方が記憶の定着はし易いと感じました。
例えば直近開催された「Eloquent(ORM) のリレーションの勉強会」では、学習項目を小分けにして話を聞く時間・手を動かす時間を細かく繰り返しました。
リレーションのマッピング1(belongsTo, hasMany)
1. 話を聞く時間: 15分
2. 手を動かす時間: 30分
3. 作成したものを発表・レビュー: 10分
リレーションのマッピング2(hasOne, belongsToMany)
1. 話を聞く時間: 10分
2. 手を動かす時間: 35分
3. 作成したものを発表・レビュー: 10分
リレーションデータの操作 (save, create, associate, dissociate, attach, detach)
1. 話を聞く時間: 15分
2. 手を動かす時間: 30分
3. 作成したものを発表・レビュー: 15分
手を動かす時間は、主催者が用意したコーディング課題を各自が解きます。
その後、解けた人の中から1名が発表し、それを参加者・主催者でレビューします。
上記のように学習項目を小分けにすることで、話を聞く時間と手を動かす時間の間隔が狭まり、悩みであった「集中力の低下」「手を動かす時間にはなにも覚えていない」が解消されました。
気づき2 参加者のスキルのばらつき
避けて通れない問題です…
ただホワイトプラスではベテランエンジニアとのスキルチェック面談やチーム内で意見を募って勉強会や読書会のテーマを決定するため、参加者間のスキルにばらつきがあって一部参加者が内容を全く理解できていない……なんてことはなかったです。
(一番エンジニア歴の低い私に合わせてくださってるからかもしれませんが!!!!)
例えば、DDD勉強会ではスキルチェック面談で不安箇所があったところなどを重点的に説明頂けたり、都度フォローなどしていただけました。
また事前に「○○を勉強します」と告知であったり、資料公開もして頂けていたので事前知識などを予め学習することができ当日に内容で悩むことはほとんどありませんでした。
もしテーマ決めに悩んでいる方がいれば、スキルチェック面談や題材が決定している場合は必須知識などを公開していると参加しやすいと思います。
気づき3 振り返りが重要
こちらは主催者・参加者ともに重要です!
振り返りがなかった勉強会に参加した時は以下のような課題感がありました。
- 改善してほしい点・継続してほしい点について考える機会を損失してしまう
- 考えついても意見を伝えられず、次回の勉強会運営に活かされない
- 学習効率は下がったまま、惰性で参加していくように……
一方、振り返りを設けた勉強会では……
- 改善してほしい点・継続してほしい点について考えるきっかけとなった
- 主催者に改善点・継続点を伝えることができるので、回を重ねる毎に勉強会が改善されていった
- 勉強会全体を通して振り返るので、改めて学習した内容を復習でき、結果的に学習効率が上がった
振り返りの有無だけで勉強会の質・学習効率の向上が見違えてくるので、もし取り入れていないのであれば、ぜひご検討してみてください。
まとめ
社内勉強会の主催者の記事に比べて参加者は少なく感じたので書かせていただきました。
今後は、まとめた内容を活かして参加だけではなく主催もどんどんしていきたいですね!
最後に私が入社してから現在までに開催された座談会・勉強会・読書会を一部抜粋して紹介します。
座談会
- TDDをチーム内開発に導入すべきか(全2回)
- アジャイル座談会(全5回)
勉強会
- DDD認識共有会(全4回)
- Laravel勉強会(進行中 現在7回目)
- ドメイン知識共有会(週1回)
- インシデント指揮官勉強会(定期開催)
読書会
- SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(進行中 現在6回目)
- ドメイン駆動設計 サンプルコード&FAQ(全12回)
さいごに
ホワイトプラスでは、ビジョンやバリューに共感していただけるエンジニアを募集しています!
ネットクリーニングの「リネット」など「生活領域×テクノロジー」で事業を展開している会社です。
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