WHITEPLUS TechBlog

株式会社ホワイトプラスのエンジニアによる開発ブログです。

個人ではなくチームでつくる、それがWHITEPLUS

こんにちは、CX開発グループでエンジニアをしているAKITO-927です。 入社からおおよそ2ヶ月ほどとなります。

今回はそんな私の失敗談を元に開発チームの協力的な雰囲気を紹介したく筆をとりました。 (いずれも社内でインシデントとして扱われたものです)

失敗談をきっかけにというのも微妙な話かもしれませんが、これをきっかけに私が入社して実感したWHITEPLUSの魅力を少しでもお伝えしたいです!

全体の流れとしては「開発の流れ」、私の失敗談、チームとしての振り返り、そして最後に私が感じたことという流れでお伝えさせていただきます。

早速ですが、まずは基本となる開発の流れから紹介していきます。

開発の流れ

CX開発グループではスクラムで開発を行なっています。

1スプリントの期間は1週間です。

開発の流れは

  1. 見積
  2. 調査、設計
  3. 調査、設計のレビュー
  4. 実装(ユニットテストを含む)
  5. CIによるユニットテスト実行
  6. コードレビュー(変更箇所のエビデンスチェックを含む)
  7. リリース・動作確認

となっています。

また、1週間ごとに、その週の振り返りを実施して都度、改善を行なっています。

それでも起こってしまったインシデントを挙げていきたいと思います。

インシデント1: 新規注文時にセッション切れを起こしてしまいました

入社早々に取り組んだ私の実装に問題があり、新規注文時にセッション切れを起こしてしまいました。

正直な話、顔面蒼白でした。入社早々にやらかして卒倒する勢いでした。

原因は「修正の影響範囲調査に漏れがあったこと」、また、入社したばかりということもあり、修正した箇所がどこに影響するのかわかっていなかったためでした。

インシデント2: リピーター向け注文完了後にエラー画面が表示される

最初の失敗をやらかしてしまってから1〜2週間ほどで2回目です。

本当にショックでした。落ち込みました。ただただ恐怖でしかありませんでした。(自分はこの先やっていけるのだろうか、と将来に不安を覚えました)

こちらも実装が原因で、特定の条件に当てはまるリピーター様が注文を完了するとエラー画面が表示されるという状況を引き起こしてしまいました。

2回目のインシデントも直接的な原因としては「影響範囲の調査漏れ」でした。

振り返り:チームとして問題に立ち向かう

ここで、突然ですが、CX開発グループでは根本的な部分に素晴らしい文化があります。

「全員が最善を尽くしたことを疑わない」

  • 原因の追求はしても、責任の追求はしない
  • 言い訳、自己弁護は不要

というものです。

この文化が本当にチームに浸透しており、インシデントの発生でとても責任を感じ、気持ちが激しく落ち込んでいましたが、振り返りで厳しい叱責と原因の追求を受けるということはありませんでした。(過去にこういった失敗でとても詰められた経験があったため、このことは私の精神的負担を本当に軽くしてくれました)

そして何よりも、チームとして問題に立ち向かう、という姿勢に本当に救われました。

大変素晴らしいことに、チーム全員が 「全員が最善を尽くしたことを疑わない」

ということを徹底しているため、入社して間もない私でも

「どうしたら事故を未然に防げたか」

ということを、自分だけに閉じこもらず対策を考えることができました。

振り返りの時のチームの雰囲気も、「何が、どこが原因で起こってしまったのか」「どうすれば気づくことができたのか」ということに集中しており、とても建設的な議論が行われました。

このような振り返りの中で、これらのインシデントはレビューでも気づけなかったのではないかという結論になり、

チームとしての防止策としてE2Eテストを充実させていくことや、インシデントが発生してしまった場合の対応があやふやであったことを反省し、インシデントに迅速に対応するためのルールが、影響を受ける他部署も巻き込む形で制定されました。

人に依存しない形で対策を検討し、実行に移すという、一見簡単なようでとても難しいことが、しっかりとスピーディーに行われていることを目にして大変感動しました。

インシデントならびに振り返りを通して感じたこと

これらの問題を通して、改めて自分がチームに受け入れられていること

そしてチームの一員であることを、身に沁みて実感しました。

本当にお陰様で、私は失敗で萎縮することなく

コンテンツをより良くすること、というタスクに注力できているな、実感する日々です。

わからないことは安心して積極的に質問できますし

コンテンツをよりよく作り込むにはどうしたらいいのか、

ということも心地よく議論できています。

心理的安全性が保たれたチームで、私は今、2回もの大きな失敗を起こしつつもしっかりと前を向いて働くことができています。本当にありがたいです!

さいごに

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