WHITEPLUS TechBlog

株式会社ホワイトプラスのエンジニアによる開発ブログです。

ホワイトプラスのエンジニアリングを取り巻く変化の四方山話 v2022

この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2022 最終日になります。

こんにちは、ホワイトプラスCTOの森谷です。

実に4年ぶり*1にアドベントカレンダー最終日に、筆ならぬキーボードを取ることになり、何を書こうかなと思案していたのですが今年はエンジニアリングを取り巻く環境や体制の変化が大きい年だったため、1年を振り返りどんな変化が起こったのかをお届けしていきたいと思います。

上期(1〜6月)

主事業のリネットの繁忙期(4〜6月頃)が上期に当たり、生産を支える開発やマーケティング成果を最大化するための開発に集中する時期となります。

そのため例年、環境や体制の変化は少なくなりがちな時期ですが、2022年は会社として初めて、専門職に特化した等級制度の策定を行いました。

初めての専門職特化した等級制度の策定

これまで全社員、職能や職種に関わらず統一的に等級制度を運用し目標設定〜評価サイクルを回してきましたが、専門職として等級制度を見た際に、等級要件の一部に対して等級目標を設定しづらい。評価しづらい。など運用面の課題が積もっており、改善するべくエンジニアに特化したエンジニア用等級制度を策定する運びとなりました。

専門職としての職能や経験の向上を目的に、結果として開発生産性が改善されていくことを期待し、EM*2などのマネジメント職を想定するマネジメントラインと、TL*3などの技術職を想定するテクニカルラインにエンジニア用等級制度を分け、それぞれのラインに対して職能や経験を、より具体的に落とし込み策定しています。

もちろん策定して終わりではなく、目標設定〜評価のサイクルを回し課題を抽出して、次の改善へとつなげていく息の長い取り組みのつもりで望んでいますが、2022年の下期からの導入が比較的スムーズだったことからまず出足は一安心という状況です。

下期(7〜12月)

主事業のリネットの繁忙期(4〜6月頃)が過ぎ、次年度の繁忙期に向けた仕込みや開発基盤/制度変更など間接的に事業に影響を及ぼすことに集中する時期となります。

そのため上期とは異なり、環境や体制の変化を出していく時期になり、特に2022年は過去の取り組みの進化や結果、新しい取り組みが出てきました。

チームでの採用体制の確立

過去、採用体制を強化し始めた頃は自分自身が先頭に立ちカジュアル面談から面接、採用資料の作成やデブサミでの登壇*4など、採用認知形成や選考までほぼ全てに関わり主導していましたが、長丁場になりがちな採用活動は個の力で走り続けるのは限界があるため徐々にチームでの採用体制へと移行してきました。

毎年、徐々に改善が進み、ビジネスからの要望に応える開発力向上のため、再び採用体制を強化した今年は、カジュアル面談を各チーム*5のEMが主導してくれ、応募いただく候補者の方に、より開発現場に近いエンジニアが魅力を伝えられる体制になりました。

また、選考活動と並行してホワイトプラスとして2年連続となる一般プロポーザルからの登壇*6*7やスポンサードLT枠で新卒3年目のエンジニアが登壇*8してくれたPHP Conference。ホワイトプラスとしては初めて一般プロポーザルが採択され登壇を控えているPHPerKaigi*9加えてFlutterKaigiへのプロポーザルも行ってくれ、採用認知形成もチームで担ってくれるようになり、逞しさに感謝しかありません。

開発生産性の可視化

ビジネスからの要望に応えるべく開発力向上のため行った採用体制の強化と合わせ、開発生産性の向上にも今年は取り組み始めました。

開発生産性向上のため、まずは実態を計測出来る環境を整えるべく自前で計測することも検討しましたが、コアシステム開発GのEMが発案し、CX開発GのEMが導入推進しFindy Team+を導入*10し、徐々に運用とノウハウを貯めはじめています。

働きやすい環境を進めた結果

ホワイトプラスでは、過去から継続してエンジニアとして成果に集中するために不要となる摩擦を減らしていくことを考え、働きやすい環境整備を進めてきました。

結果として、エンジニアで初めて2021年から産休〜育休に入っていたエンジニアが復帰*11してくれ、復帰直後の苦労もあったそうですが今ではスクラムマスターを担ってくれています。

また、エンジニアでは2人目ですがEMとして初めて育休を取得*12するという働きやすい環境を象徴する出来事も起こっています。

まとめ

四方山話なので、まとめも無いですが過去採用してきた皆のおかげでエンジニアリングを取り巻く変化を多く起こせ、また過去の取り組みの結果が見られた2022年でした。

来年以降も変化を産み出していくため、一緒にホワイトプラスのエンジニアリングを発展させてくれる方を引き続き募集しております。

さいごに

ホワイトプラスはネットクリーニングの「リネット」など「生活領域×テクノロジー」で事業を展開している会社です。

当社や当社エンジニアにご興味をお持ちいただけたらオウンドメディア「ホワプラSTYLE」をご覧いただけると嬉しいです!

ホワイトプラスでは、ビジョンバリューに共感していただけるエンジニアを募集しています。

オンラインでカジュアル面談もできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください✨

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